机の上にコロンと転がっているミカンは、小さな太陽のよう。
皮を剥いたら、部屋いっぱいに爽やかな香りが広がる。
このミカン、誰がどんな場所で育てたものなのかな。
オレンジ色の小さな太陽がたわわに実るその場所へ…。
気づけば、私はネットで旅の手配をし始めていた。
平成30年7月、愛媛県は、記録的な豪雨により、県下各地で甚大な被害を受けました。
少しずつ復興への道を歩みながら、私たちの生活は続いています。
真面目に、元気に、前向きに。変わらない優しい笑顔と、温かい気持ち。
そんな愛媛の「今」を届け、あなたを待ってます。
次の休みはゆっくりしたい。その時は、愛媛で。
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満員電車に揺られながら、ぼんやりと眺めるビル街。
ふと思い出したのは、幼馴染の無邪気な笑顔、
毎日が楽しくて、明日がくるのが待ち遠しかったあの日。
そうだ、今の私に必要なのは、ワクワクと心が弾む時間。
あの日の自分に会いに行こう、懐かしいあの日に。 -
いつもだったら笑って聞き流せるような彼のひとことに
カチンときた私は、もしかしてココロに潤いが足りていない?
こんな時は温泉だ! それも人の温かさに触れられる温泉だ!
源泉かけ流しの美人の湯でお肌を磨いて、ココロを満たして
少しだけ美人になって、彼に「ごめんね」と微笑もう。 -
ちょっとお疲れモードの日に、帰る場所が欲しいなぁと思った。
都会生まれの私には、「ふるさと」と呼べる場所はない。
そこで理想のふるさとを妄想する。海があって、山もあって。
一面に広がる田んぼのすぐ近くには、やさしい町並みが佇んでいる。
そんな風に何もかもが揃っている、ふるさとを探してみよう。